神戸市は、灘区の特別養護老人ホーム「きしろ荘」で、無資格の職員がおよそ2,000回にわたって、チューブで胃に栄養を直接送る「胃ろう」などの医療行為を繰り返していたとして、この施設を今年4月から1年間の業務停止とする異例の処分を行った。
同ホームは資格のない職員が2020年8月までのおよそ1年半で、合わせておよそ2,000回にわたり胃ろうなどの医療行為を行っていたという。また、国が定める週2回以上の入浴を行っていなかったほか、1年半ほどの間、利用者のケアプランを作成していなかったことも明らかになった。