厚生労働省によると、2023年10月時点で日本で働く外国人労働者数が204万8,675人と初めて200万人を超えて過去最多となったことが分かった。前年同期22万5,950人増え、2022年からのの伸び率は12.4%に達し、前年の伸び率5.5%から一気に6.9ポイント上昇した。厚労省はコロナ禍前の伸び率に戻ってきていると分析している。
国籍別ではベトナムが最も多く25.3%で、次いで中国が19.4%、フィリピンが11.1%だった。産業別で最も多いのは「製造業」で27.0%、「サービス業」が15.7%だったが、大きく増えたのは「建設業」と「医療・福祉」分野だった。