国土交通省、厚生労働省、法務省などは、家賃の支払い能力に不安があることを理由に物件を貸し渋られ、住まいを確保するのが困難な単身高齢者や障害者の支援拡充に向けて検討を始めた。今秋にも具体的な支援策の方向性を示す。国の制度に基づき単身高齢者らの入居支援や見守りなどを行う「居住支援法人」の役割を高める。保証会社などが手掛ける家賃の債務保証の仕組みを見直すなど、物件のオーナー(大家)が安心して住宅を貸し出せる環境を整える。
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男性育休取得率 50%〜5%未満と企業間格差大 企業の環境整わず
パーソル総合研究所(本社:東京都港区)は6月27日、「男性育休に関する定量調査」の結果を発表した。2023年4月に従業員1,000人を超える企業で、男性育休取得率の開示が義務化され、企業側の対応が注目されている。
今回の調査では男性育休取得の前提がまだまだ未整備で、容易に進まない状況が明らかになった。分かった点は①男性育休の取得率は企業間格差が大きく、取得率50%以上の企業が約2割ある一方で、取得率5%未満の企業が約半数ある②男性育休の取得期間は1カ月未満の取得者の割合が約6割を占め、とても夫婦そろって育児に携わるといったものではなく、ほとんどが数日間の休暇レベルにとどまっているーなどの点。
では、なぜ男性育休取得がスムーズに進まないか?それは①育休取得者の業務をカバーできる態勢が取れていないことから、休業=同僚に迷惑をかける②当事者にとって、長期の育休取得は収入減につながるーなどから、ほとんどの企業においては、男性の本来的な育休取得を促す環境は、まだまだ整備されていないことが浮き彫りになった。
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コロナ禍で人員削減した企業の6割が現在人手不足 補充叶わず
東京商工リサーチのまとめによると、コロナ禍で全国の企業の6,071社のうち約1割(構成比9.8%、599社)が人員削減を行い、このうちの61.5%(312社)が現在、人手不足に陥っていることが分かった。
コロナ禍で人員削減を実施したか?について、「希望退職の実施」「退職勧奨」「整理解雇」「補充採用の停止」の4項目で聞いたところ、いずれか一つを実施(599社、9.8%)していた。この中で最も多かったのが「補充採用の停止」で311社、、次いで「退職勧奨」106社、「整理解雇」96社、「希望退職の実施」86社と続いた。
業種別では観光業や冠婚葬祭業などに代表される「その他の生活関連サービス業」が構成比45.1%でトップ。次いでアパレル小売の同40.0%、印刷・同関連業の同33.7%が続いている。