血液検査装置大手のシスメックス(本社:神戸市)は12月22日、アルツハイマー病の特徴の一つ、血液中のアミロイドベータ(Aβ)を測定する検査試薬の製造販売承認を、厚生労働省から取得したと発表した。エーザイ(本社:東京都文京区)と共同開発したこの試薬は、Aβの蓄積量を17分で簡便かつ安価に測定できるため、患者にかかる負担が小さい。2023年5月に国内での発売を目指す。
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フレイル関与の自律神経と腸内細菌叢の関係を発見
22年の子ども出生数 初の80万人割れか 少子化加速
厚生労働省によると、今年1月から10月までに生まれた子どもの数は外国人も含めた速報値で66万9,871人だった。前年同期と比べて3万3,827人(4.8%)減少している。月別では2月から9カ月連続で前年同月を下回っており、過去最少ペースで推移している。
2021年の日本人の子どもの年間出生数は81万1,622人だった。12月までの残り2カ月間も現在のペースのまま推移すれば、今年は国が統計を取り始めた1899年以降で初めて80万人を下回る可能性がある。
実際に80万人を下回れば国立社会保障・人口問題研究所が2017年に公表した予測よりも8年早く、少子化が想定を大幅に上回るペースで進むことになる。
大手シンクタンク、日本総合研究所が11月に公表した推計では、今年の子どもの出生数を77万人とみている。
特養待機者39都道府県で23万3,000人 いぜん高水準
政府 子ども虐待対策で児童相談所職員2,000人増員へ
政府は過去最多を更新する子どもへの虐待対策として、児童相談所の職員を2023年度からの4年間で2,000人増員する方針を固めた。この新プランで2023年〜2024年度の2年間で児童福祉司を現在の5,780人から6,850人へ1,070人増やす。また、自動心理司を2023年〜2026年度の4年間で現在の2,350人から3,300人へ950人増やす。政府が児童相談所の増員計画を打ち出すことで、現場を担う自治体の体制強化を後押しする。
児童虐待は、2021年度に児童相談所が対応した件数が20万7,659件(速報値)に上り、過去最多を更新している。虐待によって死亡した子どもは2020年度が77人。このうち心中が28人、心中以外の虐待死49人のうち32人は0歳だった。