人が一生のうちに少しでも接点のある人と出会う確率は3万人。それを日本人口の1億2千万人に置き換えたら、約4,000人に1人の確立になります。世界で置き換えると24万人に1人ということになります。すごい確率ですね。そしてその出会った人とは、何かしら意味があると言われます。そんな出会いを大切にしたいですね。
#人が出会う確率
#出会い
「出会い」タグアーカイブ
尊敬する人物との出会いNo,3
「尊敬する人物との出会い」、飲み屋編である。
前編でも書きましたが田端支店長は、非常に豪快であり一本筋が通っておられる。
仕事もさる事ながらアフター5でもその豪快さは、変わらない。
今でこそ、休みの前日である金曜日は“花金”一週間の終わり!
翌日は休み!!と、言う事で同僚上司との飲み会が集中するが、当時の大阪支店では週一回の飲み会などあり得ない。
飲み会は、必ず毎日あり一日の締めくくりの行事であり、参加者はその会に出席できる事を誇りとしていた。
なぜか?!
参加者は全員、現場を駆け回りオーダーを取ってきた社員に限るからだ。
ボウズは、参加できないしきたりになっている。
当時を振り返るとこうだ・・・
営業を終え現場から支店に帰り夕礼を済ませ、当日の現場で出たお客様からの反論に対しての応酬話法を身につける為に
ロールプレイングを行う。
その後、翌日の営業準備を終え業務完了となる。
その頃になると、支店長が社員一人一人に声を掛けて回られる。
「おー、ご苦労さん!!」
「稲野、今日の結果は?!」
「3.4ポイントです!!」
「そうかーメシ行くか?」
「ハイ!!」と言った具合である。
因みに、3.4ポイントとは、幼児向けの知育玩具フルセット(当時308,000円ちょい?) の、ポイント数値である。
これがボウズとなると、一変する。
「おー、ご苦労さん!!」
「稲野、今日の結果は?」
「すみません、ボウズです」
「なにー!!ボウズ?!」
「・・・」後は、相手にされない。
この無言が恐怖なのだ。
おおよそ、事務所を一回りされ事務所を後にする。
ホームグラウンドは、東通り、兎我野町。
まず、“焼肉の大道門”で腹ごしらえをしてその後、スナックへ繰り出すのだ。
その集団の塊は、一種異様である。
肩に背広をひっかけて、両手はポケット、磨き上げられた白のエナメルの靴先に夜のネオンの光が鮮やかに写る。
先頭を歩く支店長だ。
その後に、同じ様な格好をし、浅黒い顔の目をギラつかせた社員が15人程続くのだ。
その塊が、店で繰り広げる出来事が兎に角すごかった・・・。
今考えると笑えるが・・・。
No,4につづく
#尊敬する人物
#出会い