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相談事

「自信を持て自信がないから
君の仕事には、迫力も粘りも厚みも無い」

昔、飛込み営業会社に居た時に毎日の朝礼で唱和していた「営業の十則」の中のワンフレーズである。
最近、当社営業マンを通じスタッフの方から「自分に自信を持て無いんです」と言った相談受け
どう導いてやれば良いか・・・と質問を受けた。
咄嗟に頭に思い浮かんだのが先の「営業の十則」のフレーズである。
しかし自信を持てない人に「自信を持て」なんて言えない。
私も、ある方に相談してみると良いアドバイスを頂いたので紹介しておこう。
その方曰く・・・
自信のない人は、自分のできないことをやろうとし人から認めてもらうことで、自信が得られるのではないかと考える傾向にあるとの事。
人から認めてもらえば自信が得られる。
確かにその部分は合っているのですが、それは自分にできない事とできる事と区別しなければいけません。
でもなぜ自分にできない事をやろうとするのかと言うと、そういった方は劣等感が強く、自分にできないことを克服すれば、その劣等感から解放されて自信がつくと思っているのです。
反対に自分に自信のある人は、自分のできる事をやろうとします。
自信のある人と、自信のない人との大きな違いは、そこにあるのです。
大切なのは、何かができることで自信がつくわけでは無いのです。
そうやって、物事の結果に執着する人は、心の中で人と自分を常に比較しているので、優越感や劣等感に振り回されるのです。
重要なのは、まず自信の無い自分で当分やっていこうと心に決めることです。
そして、自分にできる事をやっていくことです。
できない事をやり遂げ、人からの評価を求めるのではなく、自分の能力でできる事をバカにしないでやり、自分で自分を評価するのです。
また、自信を持とうと思う前に、どうして自分は自信が、持てないかという事を掘り下げて考えてみるのも大切です。
「どうすべきか」「こうしなければならない」の前に「何故、こうなったのか」ということも考えて見るのです。
何故かがわかれば、「じゃあ、こうしよう」という道筋も見えてくるとの事。
自信を持てなくなった根本的な原因も見つけられるかも知れませんね。
納得・納得ですね。
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