月別アーカイブ: 2015年7月

高齢者らを地域が「ながら見守り」都が信金などと協定

高齢者らを地域が「ながら見守り」都が信金などと協定

東京都は7月21日、最近とくに高齢者や子供が被害を受ける事件や事故が多発していることを受け、地域密着の活動を行う東京都信用金庫協会、日本郵便東京支社と安全な地域づくりを目指すことで協定を結んだ。
これは日常の業務を通じて、不審な点があれば積極的に対応する「ながら見守り」推進の一環で、郵便物がたまっていたり、高齢者宅訪問時に異常がないかなどチェックしてもらい、安全な地域づくりにつなげようというもの。

シャープ タブレットで高齢者の健康管理 亀山で実証実験

シャープ タブレットで高齢者の健康管理 亀山で実証実験

シャープは7月22日、高齢者にタブレット端末を配り、健康相談や食品の宅配サービスを簡単に受けられるサービスの実証実験を三重県亀山市で9月に始めると発表した。同市の75歳以上約2000人が参加する。経済産業省の補助事業。
サービス利用料は月額2980円(税抜き)。シルバー人材センターの相談員約50人が月1~2回、訪問して端末の使い方を教える。端末には体重などのデータのほか、運動、睡眠、食事、服薬の状況を記録する健康手帳機能がある。
タッチパネルで入力すれば、内蔵した携帯電話回線でシャープのサーバーにデータが送られる。看護師や管理栄養士らに電話で相談した時には、看護師などはサーバーにあるデータを見ながら、病院に行くべきかなどの助言ができる。
また、端末をタッチするだけで地元のスーパーやタクシー会社、シルバー人材センターなどに連絡でき、宅配や廃車、掃除の手伝いを頼むことができる。