ヤングケアラー支援 初めて法制化へ 24年通常国会提出

こども家庭庁は12月26日、日常的に家事や家族の世話をするヤングケアラーの支援について、子ども・若者育成支援推進法に明記し、初めて法制化する案を児童虐待防止対策部会に示した。国や自治体の支援対象と位置付けることで対応の地域格差解消などにつなげる。政府は2024年通常国会への同法改正案提出を目指す。ヤングケアラー支援は、法律による明確な根拠規定がなく、支援団体などが法整備を要望していた。

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