介護報酬 24年度改定で1.59%引き上げ うち0.98%は賃上げに

厚生労働省は1月22日、2024年度に改定する介護保険サービスの料金体系(介護報酬)を公表した。介護職員らの処遇改善を手厚くし、医療との連携を踏まえた加算を含めて大半のサービスの基本料を引き上げる。同日開かれた社会保険審議会(厚労相の諮問機関)の介護給付費分科会で示した。全体では1.59%の引き上げとなる。このうち6割を占める0.98%介護職員の処遇改善分とする。残りの0.61%は介護事業者の経営基盤の強化などに充て、介護職員以外の処遇改善の実現を図る。

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